ちょっと手こずった、Aラインデニムスカート。
こんにちは!
急にデニムでなんか作りた~い!
と言う気持ちが押さえきれず
手持ちの生地でスカートを作りました。
カジュアルなので、ファスナーはコンシールではなくて、
フラットニットを使用します。
パターンは夏に作ったレースのヨーク切り替えの
Aラインスカートの丈を伸ばすことにしました。
のっぺりしそうなので、切り替えか?とも思いましたが、
たまには可愛げのあるポケットでも付けようか、と。
しかも後スカートではなく、前スカートに。
生地は硬いものの、縫いやすく芯も貼らないので
順調に縫い進めていたのであります。
しかし…。
ヨーク仕様ですので、ファスナーの上部分の始末の仕方が
実は確立していなかったのです。
ワンピースなどの仕様と同じですね。
コンシールはそんなに難しくないんです。
それで、ファスナーとヨーク見返しの始末に手こずり、
通常より時間がかかってしまったのですね。
3時間もあれば完成するか、と思っていたのに、
翌日に持ち越しになりまして…。
そうこうしていたら、寝ている間に解決方法がひらめきました。
今回は手順が違ってしまったので、変則技で解決しましたが、
残念なことにその工程を記録するのを忘れてしまってます。
また近日中になびなりの
「フラットニットのヨークすっきりすべてミシンで」
というテーマでupさせていただきます。
裏付きなどにも使えると思います。
ファスナーとヨークの部分はありませんが、
それ以外の工程を書いていきます。
先ずは裁断ですね。
この生地はW巾なので差し込みで1Mあれば十分です。
パターンの丈をそのまま伸ばします。
ポケットのパターンは作りました。
ヘンな形ですが、貼り付ければ馴染むと思われます。
カーブをきれいに出すために、縫い代に捨てミシン、
それと出来上がりの型を取っておきます。
このデニムは少し硬いので、ジュプールにまかせました。
縫い代を縮めながら型をはめてアイロンで整えます。
面倒かもしれませんが、こうやるとポケットのカーブがきれいにあがります。
ポケットが付きました。
ポケットのパターンがヘンな形のわけは、
スカートが台形だからです。
気持ちスカートにそわせます。
ヨークを接ぎます。
ヨーク切り替えを、コバで押さえます。
ヨーク見返しを接ぎます。
(これから迷宮に入って行くのでした)
何も知らずにファスナーを縫っています。
ちなみに最近はファスナー付けの方法が違っているようですね。
コンシールみたいにファスナー開きをミシンで仮に閉じて3㎜出して縫って…
みたいな。
なびはしつけもせず、押さえも変えず、ピンだけは刺して…縫います。
さあ、もうすでに失敗しています。
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これからどうやって目的の仕様まで到達して行くのか、
文字だけで説明します。
ファスナー上部分を少しほどきます。
ヨーク見返しの後ろ中心は縫い代を15㎜カットしてあるので、
ファスナーと5㎜の縫い代で接ぎます。
ヨークと見返しを接ぐときに、
後ろ中心のファスナーに気を付けて縫う。→ここが重要だけど、言葉では難しい…ごめんなさい…
ファスナーのほどいた部分を縫う。
やれやれ。
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今、ヨークを縫っています。
やれやれ、なんとか解決しました。
今度縫うときはバッチリやります。
(けっこう何回も縫っているのに、忘れちゃったのか、それとも違う方法で縫っていたのか…?)
ここで問題です。
1箇所ミスを犯しています。
それはどこの部分でしょう?
裾はWステッチです。
出来ました~。
ポケット、馴染んでますか?
丸くしすぎたかな?
横姿です。
後姿です。
最初は11番針を変えずに縫っていたのですが、
途中で折れてしまいました…。
14番に変えたのですが、14番もギリギリでしたかな~。
針が辛そうでした…。
ミシン糸は20番のジーンズステッチという糸があるのですが、
飾りステッチには良いけど、本縫いには向きません。
太い糸は糸調子の調節も難しいものがあります。
考えた結果、普通の60番スパン糸を使用しました。
色を茶系にして、品の良いカジュアル感を
出したかったのですが、
ステッチはやはり30番を使った方がはっきりしますね。
ステッチの色も重要ですね。
茶系は少し目立たないかも。
赤茶系か、辛子系茶色にすれば良かったかな?
シンプルで縫いやすいデニムスカートと思い、
簡単に出来ると思いきや、
少し手こずってしまいました。
またファスナーと見返しの簡単でスッキリ、
すべてミシンで出来る方法をご紹介したいと思っています。
では🌷