今日はパターン三昧。
皆様!
洋裁をするとき、パターンはどのようにしていますか?
市販の洋裁雑誌に付いているパターンや、
市販のパターンを利用されているのでしょうか。
自分でお洋服を作る時、けっこう問題なのが
パターンではないかと思います。
なびは平面製図から、必要ならトワル確認をして修正しますが、
オーダーの場合は仮縫いもします。
現在は不織布でトワルが組めるので、大幅な修正が無い限り
トワルはそのままパターンとして使えたりするので、
シーチング時代に比べると楽になりました。
囲み製図が出来る方は、文化とかの原型などを利用するのも
良いかも知れません。
「ミセスのスタイルブック」など、原型を利用して
かなりのパターンが作れるようになっていますね。
ちなみに、「ミセスのスタイルブック」は昔々に利用させてもらって、最近にまた
購入するようになったのですが、
また新しい原型が登場していますね。
今日は久しぶりに文化式原型(旧タイプ)を作りました。
サンプルを作成するとき用とか、
この雑誌を参考にする時とかに、あれば便利かなと思いまして。
懐かしいです。何十年ぶりでしょうか。
当時は「装苑」での利用が多かったけど…。
原型を利用する場合の利点は、かなり込み入ったパターンも
本を見ながら出来るということですね。
家庭ソーイングで原型を使いこなせたら上級者と
言えるかも知れません。
原型パターンのの問題点は
出来上がり寸法を把握出来にくい、と言う事でしょうか。
今ならバスト100㎝と120㎝の出来上がりの感触はわかります。
でも原型使用の場合、原型から○○㎝~という書き方をするので、
考えなくても良い楽な分、寸法の感覚はあまり育たないと言えます。
でも、家庭で自分のお洋服を自分に合ったサイズで作るには
最適と言えるでしょう。
皆様も、ぜひ、ご自分の「寸法」を把握しておいてくださいね。
生徒様にはサイズを測って、原型を作らさせていただきます。
スカートの原型も合わせて作れば、
パターンも自由自在に出来るようになると思います。
少しでもパターンの悩みから解放されるよう、
お手伝いさせていただきます。