Wガーゼの余り布でキッズのワンピースを作りました。
以前に作ったワンピースのいちごのWガーゼが少し残っていたので、
友人のお子様にワンピースを作りました。
かつて子供服を作っていた、とは言え、90サイズの
寸法感が全く思いだせません…。
という事で、図書館でキッズの洋裁本を借りてきました。
図書館の本は2000年発行…とかすごい古い本しかありません。
でも、人間の姿かたちが変化しているわけでは
ないので、参考にするパターンは古くても大丈夫なんです。
まぁ、古いと気持ち的にワクワク感がありませんが、必要なのは
寸法!そう、寸法なのです!
それで作ったのがこちら。
定番のワンピースですね。
先ずは裁断。
パターンは洋裁本の付録を写してしまいました!
不織布を使うと、写すのが楽々。
今まではルレットでゴリゴリやるのが面倒、
上に重ねてでは細かな部分が見えにくいということで、
写すのは敬遠していました。
襟ぐり、袖ぐりは勝手にバイヤス始末に変更!
だいたいの寸法になるよう、バイヤス布を接ぎます。
ダブルのバイヤス布の方が縫うのが楽なので仕上がり巾×4の巾で
裁断します。接いだらアイロンでほどよく伸ばします。
肩を縫ってロックします。
と、ここで襟ぐりをざっとはかると、52㎝くらい。
子供の頭って思ったより大きいことが頭をよぎり、
不安になって、急遽開きを作ることに。
と言ってもスリットを入れるのですが、どうせなら、と
リボンをはさむことにしました。
リボンを2重にしましたが、一重でも良かったかも。
見返しのぐるりにロックをかけて…
スリットの見返しにリボンをはさみこんで縫います。
スリットはギリギリのところまで切り込み and 余分な縫い代をカットします。
そのまま、バイヤス布を二重のまま、表地から襟ぐりに縫います。
今回は2重にしましたが、厚みのある場合は一般的な一重がよいです。
Wガーゼはものにもよるけど、ギリギリの厚さかなぁ…
見返しのところは1㎝くらい重ねます。
襟ぐりの余分な縫い代をカットして、襟ぐりに切り込みを入れて、
裏に返してミシンで押さえます。
襟ぐり、出来ました。
次はスカートを身頃に縫い付けます。
まず、スカートのウエスト部分の縫い代9㎜のところに
ギャザー用捨てミシンをかけます。
9㎜と3㎜ぐらいのところに2本かけるとギャザーを
きれいに寄せやすいですが、なびは大抵1本しかかけません。
(なぜ9㎜かと言うと、縫い代内にギャザーの糸を納めるためです)
両方の端糸は5㎝以上残してくださいね。
裏面の糸を引いてギャザーを寄せます。
身頃のウエスト部分の寸法に合わせて
脇5㎝残してギャザーを寄せます。
(脇5㎝はギャザーを寄せないのは、寄せても良いけどギャザーを集中させることに
よって見た目を良くするためデス。)
目打ちでギャザーをつぶしながらミシンをかけます。
ロックをかけて、表に返してコバステッチをかけます。
さて、袖ぐりです。
襟ぐりと同じように表からバイヤス布を縫います。
バイヤスを押さえる前に、脇を縫います。
バイヤスは伸ばした状態で縫います。
ロックをかけます。
縫い代が重なって厚ぼったくなる部分は縫い代をカットします。
バイヤスを押さえます。
最後の工程、裾は1㎝の三つ折り始末をします。
アイロンをかけて…
出来ました。
後ろ姿です。
友人のお子様がやってきました!
さっそく着てもらい、記念撮影💗
ヘタクソですが思わずデコってしまいました🌼
ちょっと丈が短かったかな~?
今度はスカート丈を長くして…と。
また何かかわいい生地があったら作ろうと思います。(^^♪