なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

家庭用ミシンと職業用ミシンどちらが良い?

f:id:navistyle:20170802202802j:plain

洋裁にお勧め、ブラザー「ヌーベル」

 

 

ミシンを購入するとき、初心者の方はとりあえす

家庭用ミシンをお勧めします。

と言っても1万円から30万円以上と幅がありすぎて

自分に合ったミシンを選ぶのは大変ですね。

何を買うにも予算があってこそ、なので

その予算の範囲でなるべく良いものを選びたいものです。

 

 

ミシン歴はそこそこあるものの、

家庭用1台、職業用1台しか経験がない状態で

某大手手芸店でミシン担当となり、そこからいろいろ学びました。

私はミシンに恵まれたのか、いずれも30年くらい使うことが出来、

故障もほとんどなく、ミシンに悩まされたことがありません。

技術は日進月歩ですので、家庭用ミシンと言っても

職業用に近い機種もでているようです。

職業用と言っても、カテゴリーは家庭用に分類されますので

そんなに特殊なものではありません。

恐い…と言われる方がいらっしゃるけど、ヌーベルなんて

すごくゆっくりも縫えます。

 

メーカーによっても、(もちろんどれを選んでも一定の水準があることは

言うまでもありませんが)やはり使用してみると単に感覚だけかも

知れませんが違いはあります。

 

私的には使いやすいメーカーはブラザーです。

JUKIも好きですが、なんて言うか…

「ザ・機械!」「文句あっか?」的な

ところは好きなのですが、扱いやすさはブラザーが優しいかな~

機械的にはJUKI、扱いやすさはブラザー、ですかね。

 

最近ブラザーのヌーベルを中古で購入しました。

30年来の相棒のブラザー職業用の薄物縫製での「つれ」にちょっと悩んでいたのです。押さえ圧や糸や針を適切にしても、つれやすい生地はつれてしまうのです。

が、ヌーベルのおかげで解消いたしました!

縫いやすくて、最近はほとんどこれを使って縫ってます。

 

シュプールも10年物の新古をいただいて、油をさしたりいろいろ

調整して無事使っています。

こちらは力強い縫い心地が頼もしいですね。

バッグなどの袋物は案外縫い代が重なる部分も多く、家庭用ミシンが悲鳴をあげる

箇所があったりします。

バッグを縫うならコレ!ですね。

f:id:navistyle:20170802221041j:plain

 

職業用ミシンは軽く20年以上は使えて、縫い目がきれいなのが良いです。

ある程度の経験者には職業用をお勧めします。

理想は職業用ミシン、ロックミシン、釦ホール用の家庭用ミシンの

3台持ちです。

 

 

 

家庭用では、ブラザーの「OLIVIA500」を持っています。(シンガーもあります…)

使いやすいミシンで、釦ホールなどで使いたいと思ってます。

本当はもっと模様縫いがあるミシンがよかったのですが…。

 

f:id:navistyle:20170802203649j:plain

 

家庭用で興味があるのは、JUKIのエクシード600ですかね。

模様縫いが、たしか200種類以上あったような…。80だっけな?

初心者の方はこのエクシードシリーズのどれかを予算に合わせて

選ばれてはいかがでしょうか?

スペックを見た限りでは、本体の機械はほぼ同じ感じで、

機能の差で値段が違うように見えます。

家庭用には高機種にしか付いていない、押さえ圧調節が付いているのが魅力です。

 

本当はししゅうミシンが欲しいのですが、ちゃんとやろうと思うと

附属を揃えるのが大変そうなので、いずれは…ということで。

 

 

本日の答え、お勧めは

洋裁をやっていて家庭用ミシンを持っている方→ブラザーヌーベル

バッグなど小物作成したい→JUKIシュプール

初心者や家庭用がよい方→JUKIエクシード400以上の機種(100でも良いよ)

            ブラザーの8Kgぐらいの重量のあるタイプ

 

こんな感じでしょうか…。

 

ミシンの話を始めるとキリがないので今日はこの辺で…。