花のスカート②
こんにちは!
九州の方では雨がすごいみたいです。
近年豪雨被害が主に南のほうで起こっていますね。
確かにゲリラ的豪雨はここ関東でも多いです。
なんでですかね?
地震も少し前から世界的に急に多くなっているようです。
なんでですかね?
とかなんとか思いながら、
夏から秋への移り変わりを感じています。
今年は涼しくなるのが少し早いように思います。
NAVIもうかうかしていないで
秋物の制作に勤しまなければ!
という事で、スカートの続きです。
今回は生地がやや厚みがあるので、
すっきりと仕上げるために、
分量を調整しました。
同じギャザー系のスカートでも、
生地によっていろいろ考えます。
一般的なギャザースカートの場合、
基本はベルト分を除いた生地巾が
片身のスカート裾巾にするのが
効率が一番良いです。
ウエストはゴムの場合は全体でヒップ寸法があれば大丈夫。
間違ってヒップ寸法より小さくなってしまった場合は
頭からかぶって着てください。
ウエストベルトはスカートからの続きより
ベルトを接いだ方がグレードが上がります。
(一概には言えませんが。)
ウエストベルトがゴムの場合、ベルト分量が多すぎると
ギャザーになる分が多いともたついたり
見た目的にもあまりきれいでないですね。
分量が多い場合はスカートウエストにタックをたたんだり、
ギャザーを寄せたりして、ウエストベルトとは別に考えると
ゴムの場合でもスッキリ感が望めます。
縫製の続きです。
表スカートとウエストベルトを接いでいます。
落としミシンで押さえます。
通常はここはコバステッチですが。
ステッチをたたくと、生地がややしっかりとします。
しっかりとする、ということはゴムの縮みに
少しですが影響が考えられます。
こういう場合は縫い目を縫う落としミシンですね。
仕上がりも優しくエレガントな感じです。
ウエストベルトが縫えました。
ベルトの内側です。
表地が少しあるのは、この部分はフリル仕様となるからです。
ゴムを通しました。
内側です。
少しですが、ゴムの寄せ方が表地に比べると繊細です。
あとは表地と裏地を糸ループでつなぎます。
完成です。
優しいバラ柄です。
では。
本日もありがとうございました🚀
花のスカート①
こんにちは!
ミンネの秋物をUPし始めました。
制作しようと思う生地を積んで、
あれやこれやと思案中。
でもミシンは何台かあっても、
使える手は2本ですので、
なかなかサクサクとはいかないのが現実です。
やはり縫いが一番時間がかかりますね。
パターンは1日で3パターン位いけますが、
縫製はなかなか時間がかかります…。
しかし、流すお仕事はしたくないのですね。
流す縫製と言うのは、針目などをすこし大きくして、
とにかく早く早くといった感じですね。
今回は綿素材の比較的ざっくりとしたナチュラルな生地です。
すべりが良いように裏地を付けて、
ウエストベルトの内側はスレキを使用して、
すっきりと上がるようにします。
まずはウエストベルトを作りました。
本体スカートを接いで、縫い代は割ってロックします。
今回は裾もロックしてたたく仕様です。
こちらは裏地です。
薄い裏地をチョイスしました。
本体スカートです。
大柄ですが、お色目が優しい感じと、無地部分の
バランスが良く存在感がありながらも派手な感じはありません。
それぞれのパーツ(表スカート、ウエストベルト、裏地)が
出来ましたら、組み合わせていきます。
まずは裏地とウエストベルトを縫います。
こんな感じですね。
ネームは前中心の目印としました。
裏地付きで総ゴムのスカートの丁寧で
きれいに出来る方法と思います。
これから冬物などになりますと、
ウエストベルトがもたつかないよう、
できるだけすっきりと仕上げるために、
このように内側にスレキなど薄めの生地を
使用することが多くなります。
ひと手間ですが、仕上がりが違ってきます。
続きは次回です。
では。
本日もありがとうございました🛬
麻混Wガーゼのワンピース②
こんにちは!
本日は湿度が高く、イマイチなお天気でしたが、
気温が低くてまあまあ過ごしやすい一日でありました。
8月もあともう少し、
すぐに9月がやってまいります。
9月の7日でミンネ出品から半年です。
3月4月はそれほど動きがなかったので、
友人のお子様の幼稚園グッズを作る余裕がありましたが、
徐々に忙しくなってきました。
7月でひととおりパターン教室のカリキュラムが終了ました。
それまでは午前中が教室、午後に制作活動、ということでしたので、
時間に追われる日が多かったです。
今後は教室はひとまず新規の生徒さんはごめんなさい、ということにして、
なるべくミンネの制作活動をしたいと思っています。
さて、
Wガーゼのワンピースの続きです。
ナチュラルシックな生地をNAVIのスタイルにすると
どうなるでしょう。
とか言って、完成の画像はもう見ましたよね。
身頃が出来ましたので、
スカートにかかります。
まずは裏地と言うか、アンダースカートです。
色の出方がアレですが、紺色ですね。
スカートには両脇裾に深いスリットを作ります。
ウエストはギャザーを寄せて接ぎます。
裏地のウエストはタックを入れて、ボリュームを抑えます。
ほぼ出来ました。
残るは糸やロック糸の始末、などなどをします。
出来上がりです。
袖丈は裄が60㎝ですので、
7~8分袖丈になります。
この丈はけっこう便利で、3シーズンOKです。
裾は前後に差があり、後ろの方が長いです。
前裾はアンダースカートが少し覗いてアクセント、になるかな?
ベルトをした時の後姿です。
ナチュラル&シック&ふんわり。
とでも申しましょうか…。
素材感は画像より実際の方が良い感です。
やはり、麻の素材感は一般的な綿のWガーゼより
断然雰囲気が良いですね。
では。
本日もありがとうございました🚀
麻混ダブルガーゼのワンピース①
こんにちは!
夏のピークが去ったようで、
暑さもひと段落といったところでしょうか。
最近のお天気はぐずつき気味で、
ときにゲリラ豪雨や雷など、
さっぱりとした日があまりありません。
さて、
NAVIは初秋ものの制作にとりかかっております。
まずは今から10月初旬くらいまで着ることができるもの。
麻素材で秋めいたカラーの生地から先に製作します。
なんだかんだ言っても、
9月はまだ暑いですからね。
昔はお盆を過ぎたら半袖は着なかったものです。
何て言っても、ファッション業界に生息しておりましたので、
先取り命ですね。
2月はもう半袖ですよ。
もちろん前シーズンのアイテムは着ないです。
次シーズンは着られないので、
2年くらいインターバルをおいてから登場させる、
なんてことをしておりました。
今考えるとおかしいですね。
懐かしいです。
今は着たきり雀系です。
新しくお洋服も買っておりません。
やっぱ、自作の作品を着なければ、という
使命感みたいな気持ちがあるのか、
ネットの通販でポチっとな、ごっこをしております。
あるいは娘のお古をもらって着ています。
今は娘のお古のスカーチョと、自作のTシャツやシャツを
ヘビロテしまくっています。
自作のスカーチョは自転車のせいで裾がほつれたまま放置。
同じようなアイテムがたくさんあるので、直さないままであります。
今年もOKでしたね。涼しいし。
なかなか自分のファッションにまで
気が回せないていたらくでございます。
今回は麻のWガーゼ素材です。
プリントのチェックになります。
カラーが渋くて、悩みました。
ナチュラル系ですが、ややもすると地味になりそう。
風をはらむウエストギャザーのワンピースにして、
効き色の紺をアクセントにしてはどうだろうか?
と制作開始です。
ウエストはフリー系なので、
着こなしに変化が付けられるよう、リボンを作ります。
Dカンにしました。
身頃の肩を接いで、衿ぐり始末は配色紺色の玉縁です。
玉縁たまぶち。
次は袖です。
袖口も配色の玉縁です。
ふんわり袖口を目指します。
袖ぐり、袖下などを縫って、上身頃が完成しました。
スカート部分も技ありにします。
続きは次回です。
では。
本日もありがとうございました🐤
パッチワーク風のボーダー柄スカート。
こんにちは!
スカートが出来ました。
どうでしょうかね。
人間が着ればまた違ってくると思います。
すっきりきれいな裏地とベルトの接ぎ方をします。
このようにつなぐのであります。
縫い代は一切外に出ないです。
ベルトの中央を折ります。
いつもはここでゴムを輪にして、
入れ込みながらウエストを縫うのですが、
最近は後でゴムを入れるようになりました。
と、申しますのは、特にこのベルトの場合は
ステッチの裏面がきれいにするために、
平面でステッチをかけます。
最後にスカート丈を確認して、
裾始末をします。
ベルト調整口からゴムを入れます。
ぐるっと入れましたら、
重ねて止めステッチをかけます。
出来ました。
表には濃い色のプリントを。
影ひだに薄い方のプリントを配置してあります。
静止している時と、歩くときに
プリントが見え隠れして
違う表情が見えたら良いなぁ、と思っての制作です。
カントリー風かと思いきや、
カラーがシックで、味わいのある生地と思います。
では。
本日もありがとうございました👟
夏物が終わって、晩夏から初秋ものへ。
こんにちは!
夏物の新作は終了し、
これからは晩夏から初秋ものに移行していきます。
晩夏もの第1作目は麻混のパッチワーク風生地で
実験的なスカートを制作します。
古い人間としては麻は春から夏のもの。
という固定観念がありました。
どこかで麻の生産者さんが
「オールシーズン使える素材なので啓発していきたい」
とおっしゃっていました。
そうか
ならばNAVIも固定観念は捨てて、
初秋ものくらいは使用しましょうか。
という事で、
麻素材ではありますが、
色合いが秋めいているパッチワークのボーダー生地を
活かして、ちょっと実験的なスカートを制作することにしました。
この生地のプリントの濃い方をタックをたたんで、
ちょっと変化が出るようするとどのように仕上がるでしょうか。
薄い色のプリントが影ひだに来るように、途中まで中縫いをします。
裏地とウエストベルトです。
本日の制作はここまで。
秋物の作りたいものが頭をぐるぐる駆け巡ります。
では。
本日もありがとうございました🍠
ガーゼのボーダープリントワンピース②
こんにちは!
ふんわりとした優しい雰囲気のワンピースが出来上がりました。
さっそく縫製の続きをやって参りましょう。
上身頃の衿ぐりなどを先に縫ったので、
小物(附属モノ)関係に戻ります。
ウエストにひもリボンを通しますので、
リボンを作ります。 細めです。
ひもリボンが出来ました。
次は裏地を縫います。
これは裾始末ですね。
裏地が出来ました。両脇にスリットを開けました。
続けて上身頃の脇を縫います。
左脇のウエスト部分にひも通し口を開けます。
デリケートな生地ですので、
芯を貼りしっかりとまわりをステッチで補強します。
(でもあまり引っ張ったりすると心配)
上身頃と裏地が出来ましたので、
スカートをかたちにして行きます。
ティアードですので、上スカートと下スカートを
くっつけていきます。
先に裾始末をします。
ティアードのギャザーを寄せて縫っていきます。
ギャザーの捨てミシンは違う色糸を使用していますが、
これはこの生地のみです。
というのは、この生地はほつれやすいので、生地と同色ですと、
あれこれ分かりにくく、やりにくいので、
引っぱる糸がわかりやすいように、
間違って生地糸を引っ張らないように、それと
短時間でさっさと出来るように、あえて糸色を変えています。
ふんわり出来ました!
残るは裏地付けです。
本体の上身頃とスカートを縫います。
そして裏地を縫います。
ひも通し分をずらして縫います。
最後です。
ひも通し分の上の方を縫います。
通常はウエストにゴムを通さないのですが、
あったほうが便利かな、と思いゴムを通します。
そしてひもリボンを通します。
出来ました。
今回はご注文者様に合わせたサイズです。
せっかくお作りするのですから、
なるべく合うサイズでお作りしたいですね。
では。
本日もありがとうございました👗