バティックワンピースドレス。
こんにちは!
梅雨のせいか頭痛がしている今日でございます。
最近は梅雨らしくて毎日雨。
自生の大葉が生き生きと育っています。
バッタが餌にしているので穴あきだらけですが、
夏場は大葉に困ることがありません。
7月に入ったら、ミンネでバティック祭りと称して
バティックをいろいろ出品しようと計画していたのであります。
ご注文のお品の制作の合間をぬっての作業なので
思ったより点数はないのですが、
7月中は作り続けようかなと思っています。
その中の1点、
茜色のバティックドレスです。
1枚のバティックでは足らなかったので、
裾部分を追加しました。
パネル柄なので、フレアーっぽく出来にくいので、
(裾はカーブに裁断ができないですね)
ひらめきました。
脇に三角のマチでフレアーを演出することにしました。
この生地は柄がステキなんですが、
キズが多い、と言うか、
染め不良が多いのが難点です。
不良、と言っても、
日本基準で考えた場合なんですが、
ところどころに小さな染め残しがあるのですね。
きっと全体の茜色を染めるときに、
小さな綿ぼこりが点々とくっついていて、
それが染めた後に取れて、
その部分が染め残しとなったと予測します。
今回はその染め残しの少ない生地を選びました。
この生地はまだあるのですが、
制作するのは1枚だけかも…。
バティックの雰囲気のある生地にはつきものですから
ある程度は許容していただき、
でも、きちんと日本品質の目でチェックをしていきたいと考えています。
続くは次回です。
では。
本日もありがとうございました👗
バティックのワンピースオーダー品でございます②
こんにちは!
恐いですね。
ふとんにもぐりたい気持ち。
外の空気は一気に涼しくなりましたが、
中はむしむしと暑いです。
さて、
バティックのワンピースが完成しました。
当初は裏地は付けないつもりでしたが、
やはり裏地があったほうが
腰回りが安心なので急遽付けることにしました。
ひざまでの簡易的な裏地です。
ウエストリボンも最初に作りました。
1本続きではとれなかったので、途中で接いであります。
そして、本体にまいります。
まずは身頃から。
後衿ぐりはバイヤス始末です。
肩を接いでから前端の三つ折りをします。
お袖はフレンチですが、
最初に脇を縫ってから袖口を始末します。
前ウエスト部分の重なりを止めて、
上身頃が出来ました。
スカート部分にいきます。
この生地ならではのタックをたたみます。
身頃とスカートを接ぎます。
裏地もウエストに縫い付けます。
そして、
ロック始末や、ウエストの縫い代押さえステッチなどをします。
画像を撮るのを忘れましたが、
スリット開きの始末や裾始末もします。
これでミシン作業が終了しました。
と。
その前に、ウエストの両脇にベルト通しをつけることにしました。
これからはシルクスナップ作りです。
小さいのでかえって作りにくいのであります。
前端の重なるところに付けました、
完成です。
横姿です。
後ろ姿ですが、前の表情と少し違いますね。
裾のスリット開きです。
そのままではやや歩きにくいと予想して、
ひだの奥を利用してスリットを開けました。
シックな中に可愛さが入っているバティックの文様です。
作っている時に発見しました。
東欧の民族衣装に通じるような感じがしました。
気に入っていただくとうれしいですね。
では。
本日もありがとうございました🌸
バティックワンピースのオーダー品でございます①
こんにちは!
気温は高くないらしいのに、
むしむしして暑いです。
梅雨ですからね~。
梅雨が明けたらカー―――っと暑い夏。
これも勘弁、と言う気持ちです。
暑い国の人は働くのが大変。
インドネシアなど食べるものはあるし、海には魚。
食器はバナナの葉っぱで家事も時短です。
こりゃ皆働かなくても生きていけます。
別に文明の利器なんて必要と思わなければ
あくせく必要以上に働かなくても良いのです。
とは言いながら、
四季のある日本が好きです。
四季があるからいろんな文化が育つというもの。
水と空気がきれいだから食べ物もおいしいし、
美的感覚も育つのではないでしょうか。
特に色に関しての繊細さは特筆ものと思います。
話がどんどんそれてしまいました。
日本の夏は暑いけど、四季があるからこその日本ですね。
と言いたかっただけなんです。
今回はこのワンピースの柄違いです。
柄が違うと雰囲気も変わります。
今回は対照的なかわいいと言っても良い柄です。
お色目は濃いめのベージュ地にエンジ系統の模様です。
大きく違うのはこのポイントとなるダイヤ柄以外の柄は
絵画的な花模様で、しかも一方方向である、という部分です。
ダイヤ柄以外はこういう模様です。
一方方向の関係で接ぎ目がこんなところに…。
でもご安心ください。
タックをたたみ、タックの奥で接ぐことによって、
接ぎ目を目立たなくします。
ほかにも都合により、タックの方向や位置、分量を
調整します。
この柄はこのタックに決定です。
身頃はこのように裁断をしました。
全体のイメージです。
後ろ姿は打って変わって、お花模様です。
続きは次回です。
では。
本日もありがとうございました⛈
バティック祭りの準備を開始。
こんにちは!
ミンネのイベントで6月は春物セールをしました。
7月も何かしたいな~と思い、
バティックを使って「バティック祭り」をすることにしました。
今は特にアジアンなどエスニックが流行っているわけではないですね。
でも、バティック(ジャワ更紗)はNAVIのように
根強く好きな方がいらっしゃいます。
好きでも日本ではなかなか身に着けることが難しいかと思います。
NAVIもバティックを引っ張り出しては
おれこれ思案していたのですが、
案外難しいものだと感じる次第です。
ミンネ出品にあたって、
ぜひバティックも作成したいと、ぼちぼち作って
ギャラリーにおずおずと出品しました。
けっこう評判が良く、ほとんど売り切れとなっています。
とは言っても、そんなにアイテムは多くないですが。
他にも作ってみたいデザインは少なからずあるのですが、
なかなか制作が追いつきません。
それと、バティックならではの問題もあって
スムーズに制作できないのが玉にキズです。
と申しますのは、同じバティックでも品質がまちまちです。
まだ開発途上のインドネシア産ですから、
日本の世界一厳しい品質検査をクリアするのは
並大抵のことではありません。
日本並みの品質を求めることは不可能ですから、
ミンネでの説明ではバティックの特質をご説明して
ご理解いただいているのですが、
それもNAVIの検査を経ているものです。
これがまた大変!
よくあるのが、染料がぽちっと落ちてしまったと思われる、
シミみたいになっているもの。
ごく小さなものは(お許しをm(__)m…)と言う感じです。
ほかにももろもろ…。
ただでさえ1枚裁断必須ですのに、
品質に問題があるとなれば、量産には絶対使うことが出来ません。
なので、ウエアは大抵現地生産品となります。
・・・・・ なので、日本に輸入されたウエアは、
エスニック色が強くて、そして縫製面などに問題があることが多くて、
民族衣装の域を脱することが難しいかな、と思います。
アジアの中ではインド製品が一番受け入れられると思います。
生地も反物で入ってきていますし、
普通のショップにもインド製品はたくさん受け入れられています。
NAVIもインドの綿製品は好きです。
ジャワ更紗はサロン(腰巻スカート)用がほとんどです。
この1m×2mの生地をなんとか日本に風景にも違和感なく
着ていただけるよう、苦心惨憺でございます。
品質がいまいちなのも、持ち味のひとつとして考えましょう。
ところどころアレ? というかんじのもの、
広げてびっくりするようなアレなもの。
いろいろありますが、
機械でプリントされたバティックほど味気ないモノはありません。
ミンネのご注文を制作しながらのバティックウエア作りですので、
バティック祭りは思ったより制作に時間がかかりそうですが、
(7月1日より開催予定でしたが、少し遅れそうです)
こんな感じのものを制作しました。
まだまだ作る予定です!
その前にご注文のお品作りを頑張らねば。
と言った今日この頃でございました。
では。
本日もありがとうございました🛍
オーガンジープリントのふんわりスカート②
こんにちは!
NAVIはきっと一生着ることがないようなスカートです。
なぜかこのようなスカートを作るのは大好き!
ふんわりとロマンチックですが、
ブルーグレーのカラーがクールです。
年代を問わず、ロマンチックな方のためのスカートです。
3枚重ねは思ったより手間がかかりました。
今回は簡単にいけるかな?と思っていたのは甘かったかも。
リバーシブルで着ていただくためには、
内側のウエストもきれいに仕上げなくてはなりません。
ということで、内側はゴムを入れながら
細かくまつっていきます。
まつるのが一番きれいに仕上がると判断いたしました。
すその揃い具合をチェックして、完成です。
ふんわりさんですね。
横姿です。
リバーシブルのチュール側です。
今年流行のスタイル、ワンピースのアンダースカートに
使えそうですね。
今度生まれ変わったら、
こういう優しいスタイルが似合う女子に生まれます…。
とは全然思っていません。
NAVIは今度は男子に生まれたいです。
女子も悪くないけど、今度は男子をやってみたいです。
とか言いながら、
今後もやさしいウエアを作って行きますね!
では。
本日もありがとうございました🏝
オーガンジープリントのふんわりスカート①
こんにちは!
涼しやかなオーガンジープリントで
作るのはやっぱりスカートかな、と思いまして。
出来る限りふんわり感を出したいので、
3枚重ねにしました。
1枚目はオーガンジー。
2枚目に裏地です。
そして1番内側にはチュールです。
どうせなら裏返したらチュールででも着れるように
リバーシブル仕様にしました。
それぞれウエスト寸法にタックを寄せます。
ウエストはゴム仕様です。
ミンネ用になるので、ジャストウエストのファスナー開きは
なかなか採用できないですね。
オーダーシステムでしたら可能ですが、
敬遠される方もいらっしゃるので、
ゴムが多くなります。
そこでNAVIとしては、ゴムであっても
限りなくすっきりと美しく見えるよう、
努力を重ねたいと思っておりますのであります。
オーガンジーは透けますので、
ウエストベルトは裏地で裏打ちをします。
それぞれの裾始末をしました。
チュールは切りっぱなしでOKです。
ウエストベルトの寸法に合わせて、
タックをたたみます。
タックは途中まで中縫いをするかどうか迷い、
今回は中縫いしないでそのままにすることにしました。
この素材はフォーマル用だったみたいです。
透ける美しいドレスが出来そうですね。
しかしながらNAVIとしては
日常に着ることが出来るウエアを作りたいので、
なんとかドレスダウンさせて
お出かけやお食事など、
基本は電車に乗ることができるものとしたいと考えます。
ボリュームがどのように出るか、
出来上がってみないとわからないものでした。
続きは明日にしますね。
では。
本日もありがとうございました👗
バティックのカシュクール風ワンピース②
こんにちは!
6月も後半に入りましたね。
7月のミンネはバティック祭りと
ワンピース特集でもしようかな、と思案中です。
今年はワンピースとロングスカートが気になります。
ず~~っとパンツしか着なかったNAVIも、
お出かけ時にはスカートを着るようになりました。
普段はワイドなパンツですが。
でもスカートに見えるようなタイプです。
サラサラとした薄手の天竺ニットです。
涼しくて穿き心地が良いですが、
自転車に乗るとひっかけてしまい、裾がぼろぼろです。
内側なので気にせず、直しては着ています。
バティックは久しぶりに触っている、と言う感じです。
今回のバティックは柄行がバティックらしいものです。
全体的には小柄で、端の方にこのようなパネルっぽい模様があります。
この柄を上手く表現できるか、が決めてでしょうか。
スカート部分を柄を見ながら決めていきます。
パネル部分は半分くらいが見える感じで、
ラップ風になるようにたたみます。
裾には切り込みを入れて、スリットになるようにします。
上身頃とスカートを接ぎました。
裾を三つ折りします。
上身頃の開きにスナップ釦を付けます。
手作りのシルクスナップです。
色が全然違っちゃって写ってますが、
V開きにスナップを付けました。
最後になりましたが、
リボンベルトを作りました。
完成です。
後ろ姿です。
1枚のバティックサロンで作れるワンピースですね。
ブルーのパネル部分がけっこうインパクトがありました。
出来上がってみないと分からないのが、
バティックですね!
今回の模様はインドネシア的格調高きものに
仕上がったような気がします。
地色は茶っぽいカラシ系なのですが、
ゴールドっぽく見えるせいでしょうか。
まだまだいろいろと作成する予定です。
では。
本日もありがとうございました🐚