スカートの丈のお直し。ウエストベルトから。
こんにちは!
スカート丈のお直しです。
通常は裾でカットしますが、裾にボーダー柄がある場合は
裾ではカットが出来ないです。
こういう場合はウエストでカットする必要があります。
なので、ウエストベルトをほどきます。
そして必要な分をカットします。
アイロンで整えて、
タックを取り直します。
タックをたたみました。
ウエストベルトを接いでいきます。
ゴムを入れます。
ベルト通しを止め縫いします。
完成です♪
ウエストベルトでの丈のお直しは、
ほぼ1着縫う感覚です(おおげさか~)
でも、裾の模様をこわさないために当然こういうお直しとなります。
お直しの副産物がとなりのバッグです。
カットした分を接ぎ接ぎして作りました。
無駄にしてはならぬ、と
こういうことが楽しいです。
こちらはミンネのご注文のお品です。
お届けのときにバッグも一緒に入れさせていただきました。
では。
本日もありがとうございました🍉
ガーゼの儚いワンピース②
こんにちは!
今日はさわやかな1日でありました。
こういう日がいいなぁ…。
昨日はブログ記事を書こうと思っていたのに、
つい、昔のドラマを3話連続で観てしまい、
観終わったら時間が… 12時になってしまっていたのであります。
毎日1話づつ観ていたのですが、最後の3話を一気に観てしまった。
昔のドラマというのは、1994年放送の「この世の果て」であります。
当時のNAVIは仕事で夜が遅いせいもあって、
ドラマなどはあまり観ていなかったのですが、
なぜかこのドラマは観ていて、しかもずっと覚えていて、
主題歌は尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」
切ない歌ですが、当時尾崎豊が亡くなって2年後らしく、
NAVIは尾崎豊の存在をこのドラマで初めて知ったのであります。
この時代には少し後に「ロングバケーション」や「やまとなでしこ」
など、大ヒットドラマがありましたが、
「この世の果て」はあまり知られていないのではないでしょうか。
現在はTVもほとんど観ないですが、家族がドラマ好きなので、
強制的に現在のドラマを見せられて辟易しています。
そこで、唯一と言って良い、好きだったドラマを観て欲しいと。
昔の全盛期のフジTVは頑張っていたんだよ、ということ。
「この世の果て」を観た家族(娘)はこのドラマ全12話の中で、
2回号泣してましたわ。
どや?昔のドラマは内容が濃いやろ?
それに比べて今のドラマ(TV全般)の体たらくはなんや。
と、心の中で伊勢弁で問うのであります。
「この世の果て」はいろいろと考えてしまうドラマですが、
「やまとなでしこ」は単におもしろかった、という思い出しかないですが、
今度はこの「やまとなでしこ」も観てみましょう。
最近は昔のドラマも動画で観られますので、
皆さまもお暇なら観ていると良いですよ。
さて。
ワンピースの続きをやって行きましょう。
現在は
あと1点でミンネのご注文作品がひとまず終了です。
レビューのお礼のプレセント作りも何点かあります。
レビューも22個になり、感謝です。
新作も作りたいものはあれこれ考えているのですが、
なかなかかたちになりません。
ワンピース、でしたね。
上身頃が出来ました。
こちらは裏スカートです。
ストレッチ裏地です。
ストレッチ裏地は着心地が良いと思いますが、
案外縫いにくいです。
横地は伸びるのでそんなでもないですが、
縦の縫い縮みがちょっと大変。
普通のキュプラの(あのデレデレの方が)方が扱いやすいかも。
スカートはティアードです。
上身頃とドッキングしました。
裏スカートをウエストに縫い付けて、
ウエストのひも通しを縫っています。
ひも通しは裏スカートのウエスト続きでスッキリと作ります。
ミシン作業が終了しました!
左ウエスト脇にひも通し口を作ってあるので、
そこからひもを通します。
できました!
裾のボーダーは
優しいポタニカルなプリントです。
優しくて、柔らかくて、涼しくて、気持ちよさそうです。
前に、これの色違いでブラウスを作ったのですが、
そのときは水通しをしなかったので、
縫いにくいことはなかったのですが、
今回は… けっこう大変だったかも。
完成してしまえば忘れちゃうんですが。
この作品は来週あたりにミンネに出品しま~す。
では。
本日もありがとうございました🌞
ガーゼの儚いワンピース①
こんにちは!
「儚いワンピース」とは?
何が儚いのでしょうか。
生地です。
一重の水通ししたガーゼは危険です。
・ほつれやすい。
・引っ掛ければすぐに破れそう。
・フワフワしていて心もとない。
ともかく裁断ができましたので、縫いに入ります。
裾がポタニカルなお花の優しいプリントです。
裏はスカート部分に付きます。
今回のデザインはウエストにひもを通して調節をします。
ひもは共布で、細く作りたいので中縫い仕様にします。
2mくらいあるので、表に返すのに苦労しましたが、
なんとかひっくり返しました。
さて、本体です。
いつもは裏地を最初に作りますが、
今回は衿ぐりが心配なので、
まず本体から縫うことにしました。
肩を縫います。
透ける素材なので、衿ぐりは見返しではなく、
すっきりとバイヤス始末にします。
バイヤステープは2重にします。
衿ぐりは切り込み不要なくらい動きやすい縫い代です。
伸びていないか心配であります。
衿ぐりが出来ました。
まずまずの出来です。
次は袖口です。
袖口にはフリルをあしらいます。
フリルは2重です。
ひやひやしながらの縫製となりました。
続きは次回です。
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ラズベリーの季節です。
今年はどうも不作です。
木があまり伸びませんでした。
きっと、羽衣ジャスミンに邪魔されてしまったのでしょう。
来年に期待しましょう。
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では。
本日もありがとうございました🍓
雨の一日。
こんにちは!
雨です。
けっこう降っています。
しかも寒い。
明日も気温は上がらないみたいです。
皆さま、風邪に注意です。
先週、ミンネのセールが終了し、
バタバタとしておりましたが、今週はひと段落です。
なんせ、手と足は2本づつ、頭は1個しかないので(古いか…)
けっこうバタバタしてしまいます。
制作やお直しなどが控えていますが、
本日は予定通り新作作りです。
ご注文いただいた品物は早く作ってお届けしたい!
と思うのですが、
そうすると新作作りができなくなります。
なので、順番に作ることにしました。
その前に完成したペチコートをレターパックで
発送の準備です。
かさばらない作品はレターパックで送ります。
教室のない午前中はこういった発送の作業とか、
メッセージの確認やお返事など、こまごましたことをします。
なので生地にさわるのは午後から、ということが多いです。
今回の生地はガーゼ地のボーダープリントです。
最近の生地は昔と違って、綿素材などあまり縮むことがありません。
表面加工などが施されているものも多く、
水通ししてしまうと風合いを損なうことがあります。
なので、基本的には水通しはしませんが、
ガーゼだけは軽く水通しをします。
ガーゼは糸も甘撚りで、織も甘いので、
どうしても縮みが心配です。
なので水通しします。
他では同じようなざっくり系の素材や、
外国仕様の生地、特にアジア物の生地は
信用できないので、必ず水通し、と言うか、洗剤で洗います。
色落ちとかもするので、洗濯は必須です。
地の目の歪みなどを整えるためにも。
インド系の生地などですね。
同じアジア系でも、監修が日本でしたら
あまり心配はないと思います。
最近、インドネシアのバティックでいろいろ作っていますが、
この生地は洗濯が必須です。
雰囲気は良くても、品質的には完全とは言えないので、
1枚1枚チェックが必要です。
さて。
今回のガーゼ生地です。
Wガーゼではなくて一重です。シングル、とでも言うのかな?
水通しをすると、生地整理のときの糊がとれて、
柔らかく、扱いが難しくなります。
地の目をとるのが大変なので、
このように、織りの糸を抜いて地の目を通します。
抜いた後がわかるでしょうか。
ここでカットして、歪みのないようにするのが
裁断前の作業になります。
この生地でワンピースを作ります。
生地巾は108㎝くらいで、
ロング系のワンピースを作ります。
久しぶりにパターンを引きましたが、
型入れをしたら取れないことが判明して、
デザインを変更です。
いろいろと試行錯誤をして、
なんとか最初のイメージをこわさない&生地分量に合うパターンを
作成しました。
そんなこんなで、
裁断にはとっても苦労しました!!
縫いは明日から入ります。
時間がかかりすきですね。
このように、新作など初めて作るものは
時間がかかり、緊張します。
ご注文のお品も、もうすでにNAVIのものではなく、
ご購入いただいた方のものをお預かりして縫っている、
という感覚ですので、やはり緊張します。
いずれにしろ、緊張ですね!
では。
本日もありがとうございました🐌
バティックの2WAYトップス。
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★お知らせ
明日の8日はミンネのセール最終日です。
セール最終と言う事で、「残り1点」となっている作品を
30%OFFにいたします。
よかったらご覧くださいね。
★ミンネの検索の仕方
「NAVI」を作家で検索するとトップに出てきます。
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こんにちは!
雨が降り出しました。
ここしばらくは雨が続きそうです。
先日バティックのラップスカートを作成しました。
生地が少し残ったのですが、
どうしようかな~、と思うくらいしかなく…。
それで、
ホントにギリギリなのですが、
なんとかトップスが出来ないかと思案です。
丈はどうしても50㎝そこそこです。
肩を身幅と同じくらいにすれば、
ちょっとしたフレンチスリーブになります。
バティックの柄は前後でかなり違っていて、
ここは好みが分かれるところです。
そこで、前後どちらでも着られるようなかたちにしました。
衿ぐりはボートネック風ラウンドと
浅めのVネックです。
衿ぐりと袖ぐりの始末はバイヤスです。
共布ではとれなかったので別布を使用しました。
別布は柔らかなスレキです。
シンプルなので、難しくはありません。
難所はVネックの先がバイヤスで上手く処理できるか…?
ここです。
バイヤス始末です。
袖ぐりです。
袖ぐりのバイヤス始末が出来ました。
うっかり画像を撮るのを忘れてしまいましたが、
脇を縫って、裾を三つ折りして、完成です。
こちらはVネックの方です。
ボディに着せてみました。
全体ですとこんな感じです。
こちらは大胆プリントのタイプです。
全体はこんな感じです。
前がVネックの場合の後ろ姿です。
バティックでワンピースを作ってみたいと思います。
生地に制限があるので、
なかなか苦しい攻防になりそうなのですが、
近いうちに実現したいですね。
では。
本日もありがとうございました🚢
バティックのタック&ギャザースカート②
こんにちは!
今日は暑いです。
最高気温32度だったっけな。
むしむししてきました。
そろそろ梅雨入りですかな。
特にエスニックが流行っていないと思います。
でも、バティックの生地(サロン用生地)は山ほどあります。
日本の夏に合うようなものを作りたいです。
ジャワバティックは色調が重いものが多く、
インドネシアの陰影がくっきりとした
風土にぴったりなんですが、
日本ではきつめだったりします。
色彩はなるべく明るいもの、柔らかいものを選ぶように
していたので、その中でいろいろと作って行きたいですね。
今回はシックな格調高い柄のバティックです。
全面柄で、裾にのみボーダーが入るデザインです。
では、
縫製の続きをやって行きましょう。
ウエストベルトを輪っかにして、
スカートウエストと接ぎます。
その前にベルト通しを仮止めします。
(柄に溶け込んでいて分かりにくいですね)
ウエストを縫っています。
ゴムを重ねて輪に接ぎ合わせます
これからゴムを入れながらウエストベルトを縫います。
内側を落とさないように慎重に…。
ベルト通しを縫って、完成です!
出来たてほやほやを発送させていただきました。
これは残り布です。
ミンネのレビューを投稿していただくと、
主に残り布で何らかの小物を作っています。
今回は細長い生地ですね~
何を作りましょうか?
レビューが届けば、です。
こういう小物作りも楽しいです。
では。
本日もありがとうございました🗾
バティックのタック&ギャザースカート①
こんにちは!
ここ最近、バティックばかりをご紹介しているように見えます。
実際は違うものを制作しているのですが、
ご注文のお品だったりするので、
以前にUPしているし、
特にご紹介しなくても良いかと思うのであります。
今回はパネル生地など、
斜めにカットが出来ないタイプの場合、
どのように出来上がっていくのか、をご紹介します。
今回はこのスカートと同じものを、
サイズオーダーにてご注文いただいたものです。
バティックはパネルっぽいプリントが多く、
このようなギャザータイプのスカートは
四角い形にして、裾のボーダーを壊さないようにします。
パターンは作成せず、直断ちをします。
と、申しますのは、
バティックは生地巾や長さがまちまちです。
このようなデザインの場合は、
生地巾を目一杯利用しますので、
パターンがあっても、タックの巾を変更しなければならないので、
あまり意味がなかったりします。
裁断が出来ました。
(同じカメラで撮っているのですが、カラーが安定しないようです。)
総ゴムの場合のウエストまわりは100㎝が基本です。
ヒップ寸法以上あれば大丈夫です。
もし間違ってしまって、ヒップが入らなかったらかぶって着れば大丈夫、
と思います。
スカート本体は四角なので、ウエストまわりの寸法と裾の寸法は同じです。
ウエストまわりの寸法がすごく多いですね。
これをそのまま総ゴムとしてしまうと、
ギャザーとなる分量が多すぎます。
こういう場合はスカートのウエスト寸法から
ベルトの寸法(100㎝)を引いて、
その差をタックとします。
タックの本数や分量は自由です。
本数が多ければギャザーにとけこむ形になるし、
深ければタックとしての存在感があります。
ま~、ほどほどですが。
このスカートは片身で3本入っています。(計12本です)
大体、3本~5本が妥当なところでしょうか。
それでは縫いに入ります。
まずは小さなものから。
これはベルト通しです。
次はウエストリボンです。
まわりぐるっと縫って返す中縫い方式です。
幅が4㎝以上は中縫いが良いと思います。
100㎝の竹尺です。
めったに登場しませんが、
もう何十年も無くなることがなく、そばにあります。
こういう長いものをひっくり返す時に使ったりします。
縫い目は毛抜き合わせにして、まわりにコバをかけます。
この毛抜き合わせって、ちょっと大変。
どうしてもどちらかが控えてしまうです。
リボンが出来ました。
このリボンの色が実物に最も近いです。
そして、
本体に行きます。脇です。
裾の三つ折りです。
タックをたたみました。色が~…。
本日の作業はここまでです。
明日もガンバリマス!
では。
本日もありがとうございました🏝