なびの洋裁教室ブログ

自由に簡単にお洋服を作りたい!お気に入りの生地がカタチになっていくワクワク感を体験してくださいね。

ボビンを整理するケースです。

 

 

机付きの職業用ミシンには、小引き出しがついていて、

その中にこまごまとした部品などをしまっています。

ボビンも小箱に入れてぐちゃぐちゃのまま、うん十年…

 

たまたま、見つけたボビン収納。

引き出しにすっぽりと納まり、チョーすっきりしました!

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これはセリアで購入。

 

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今まではお菓子のふた箱に入れてましたが、よく何十年も使ったものです。

 

安くて便利なボビン専用の収納BOX購入のお知らせでした!

 

 

 

アリスのオフショルワンピース

この生地はキッズのキャラクターコーナーにあったのですが、

柄が大人っぽいので

服地として使えそう!と思い、購入。

 

冬に買ったのですが、

デザインイメージは最初からありました。

 

それを形にしたのがコレ!

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生地はセールになっていて、残りが2.5M。

しかもカットが1.0Mと1.5Mに分断されてしまい、その範囲での

パターン、裁断となりました。

 

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紺でなにかアクセントになるものを、と考えて

とりあえす、綿サテンの生地を購入。

 

幸運なことに、いせきさんで紺の綿レースがワゴンで特売されていて、

迷わず購入!

 

既製服のレースは生地に合わせて染められています。

生地色に合ったレースが欲しい場合は

自力で染めることになります。

染色の材料がそろっている場合は問題ないですが、

1着作る場合で、新たに染粉を購入するのは

ちょっとハードルが高いですね。

 

なので今回も紺無地で細いフリルでも付けようかな、と考えていました。

 

紺のレースが売っていたのは本当にラッキーでした。

 

紺無地はウエストのリボンにしました。

綿サテンはほどよい光沢、綿なので仰々しくなくて

好きな素材のひとつです。

 

 

★ アリス生地  110㎝巾2.5M使用  セール価格 1Mあたり¥498+税(元値は¥980+税)

  綿サテン   110㎝巾30㎝購入  1Mあたり¥780+税

  いずれもユザワヤで購入 、

  綿レースはいせきの特売で購入。たしか12M巻き¥398+税      

 

 

スカートの原型でインベルなしのストレートスカートを作ってみた。ー②

まずは完成品から

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こんな感じに仕上がりました。

 

これを完成させるために縫っていきますね。

 

それぞれの箇所に芯を貼ります。

前後見返し(ヨーク)とベンツの見返し、ベンツ持ち出しの見返し、

後ろ中心のファスナー部分縫い代にテープ芯を貼ります。

 

ダーツを縫います。

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縫い始めは3針くらいはギリギリ縫います。

紙の定規?を添えて、きも~ちカーブっぽく縫います。

 

中心側に倒してアイロンです。

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青いしるしは水で消えますので消します。

 

 

見返しと裏地を接いで、脇以外を接ぎます。

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表地です。脇以外を接ぎました。

 

 

見返しと裏地を接ぎました。

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見返し部分は15㎜の縫い代、裏地部分は1㎝の縫い代で、裏地部分は

5㎜の「きせ」をかけます。

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ちなみに

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ヌーベルは裏地の縫い縮み(パッカリング)がほとんどありません。

シュプールはまだ縫ってないですが、これまでけっこう苦労していたので

これはうれしい。

 

裏地にファスナーを付けます。

下部分の難所です。切り込みを入れて全体をコの字にミシンをかけます。

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裏地にファスナーが付きました!

 

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次は表地にファスナーを付けていきます。

 

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コンシールファスナーは苦手です。

丁寧にしつけとかをしないからでしょうか。

今回も柄が少しズレてしまいました。

急がば回れですね。

 

ここまで来ればあとが見えてきます。

表地と裏地の脇を縫います。ロックは表地のみ途中までかけます。

 

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表裾にロックをかけ、

裏地の裾にも三つ折りをかけます。

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エスト部分の始末をします。

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カーブ部分の縫い代に切り込みを入れて、縫い代をアイロンで押さえます。

 

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ひっくり返して、ウエストの縫い代を見返し側に倒して

コバステッチ(2㎜の端ミシン)をかけます。

 

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このデザインは表にステッチをかけたくないので、縫い代を押さえるために

こういうステッチをかけます。

 

エスト部分、仕上がりました。

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さあ、あともう一息、裾部分の始末です。

ベンツ部分をコの字にミシンをかけます。

裾をまつります。

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断ち切りになっている部分をまつって、裏地裾に千鳥掛けします。

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もう一息! 表スカートと裏地をつなぎます、

 

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このループは ・手で鎖編みする。

       ・かぎ針で編む。

       ・釦ホールステッチで作る。

私の知る限りこの3つの方法があります。

かぎ針があったので、今回は編みました、長さは約3㎝です。

 

つながりました。両脇に付けます。

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後ろファスナー開き上端にスプリングホックを付けます。

 

完成です。

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今回の出来はあまり満足いくものではありませんでした。

 

今度はごまかしのきかない無地とかで作ってみようかなぁ。

 

お疲れ様でした!

 

 

 

 

 

 

 

たまには雑貨。100均生地でペンケース

〇〇を作ろう!

生地を買いに行こう!

 

んで、生地屋さんをウロウロ。

生地を買うのって、けっこうエネルギーが必要です。

 

生地屋にて

初期 : まぁ!いろいろあって選ぶのが大変 ♪

 

      ----いろいろ見て回るーーーー

 

中期 : これがいいと思うけど、本当にこれでいいかなぁ…

     あれもよさそげだけど、どっちが良いかな…。

     あれ?何メーター買えば良い?

     あと生地のほかにいるものあったっけ?

                (段々不安になってくる)

後期 : 本当に必要かしら…

     また今度でもいいかも…

                (疲れてくる)

最終 : ここで根性出して生地をカット台まで持っていけば、買える。

     ここであきらめると生地は買えない。

 

ま~生地をカットしてもらうのもけっこう面倒ですしね。

 

むか~し、名古屋の大塚屋という生地屋さんでは、

丸巻きのセール生地が炉端焼き屋さんみたいにずらーっと並べられ、

生地の向こうにはピストルさながらにハサミを腰に下げた裁断士?が

私たちお客を見下ろし、私たちは欲しい生地をつかんで、裁断士の方の目に留まるよう

「3M!」とか叫ぶのでありました。

お立ち台の裁断士は、ハサミでシャーーーーっと裁断したあと、

目にもとまらぬ速さで、ハサミを腰の革製のホルダーに納めるのでありました。

 

ま これは特売コーナーなのでいつも人が群がっていて、

安い生地を買うのは大変なの! というお話です。

今はどうなっているのかしら。

 

今はどの生地屋さんも、だいたいカット台に持っていくので、

安い生地もお高い生地も同じ扱いですね。

 

 

以上、生地カットの思い出です。

量り売りはこういった苦労がある中、

カットクロスは裁断済なので、ホイホイ買うことが出来、手間いらず。

 

パッチワーク用から服地着分までいろいろあります。

 

今回は気軽~に「セリア」で見つけたカットクロスを買って、

ペンケースを作りました、というお話なのですが、前置きが長くなってスミマセン。

 

 

生地はコレ!です。ファスナーはブルーをチョイス。

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作っている時の画像は撮り忘れたので、また今度作るときに説明しますね。

 

出来上がりはこちら。

 

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ちょっとした持ち手を付けました。

裏面は綾テープで、ちょっとしっかり&アクセント。

 

裏面はストライプ生地で。

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ファスナーも4本くらいのセットになっている

ダイソー製のコイルファスナーです。(長さがちょうど良かった)

YKK以外のファスナーは信用できないですが、

ま~仕方ないか。(安さに負けて妥協)

 

今回は表地に厚地の不織芯、裏布には普通厚の不織芯を貼りました。

けっこうしっかりはしているのですが、

たぶん、使っているうちにハリがなくなってしまう予感。

今度はもっとハードな芯を貼ってみたいと思います。

 

★セリア カットクロス(30㎝×35㎝)2種   ファスナー24㎝×1本

スカートの原型でインベルなしのストレートスカートを作ってみた。ー①

まずはパターンです。

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基本は方眼紙で引きます。

展開後のパターンは不織布で写します。

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縫い代付きでカッターで切ります。

 

出来ました!

パターンは折って紙袋に保管します。

簡単な仕様書みたいなものを貼って、分かりやすいようにします、

 

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スカートのデザインはこんな感じ。

裏付きで、インベルは付けないで、裏ヨーク始末です。

前左サイドベンツスリットがポイントのつもりですが、

今回の生地は無地ではないのであまり目立たない予感。

 

 

さあ、裁断まで頑張ろう!

 

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柄合わせがちょっと厄介な感じ。

不織布のパターンは透けるので、柄がよくわかりますね。

 

型入れは常にギリギリでやります。

真ん中でとっても、端のギリギリでとっても裁断したものは同じですので…ネ。

余談ですが、大量生産における用尺って、大切なんです。

単純に計算すると、5,000枚生産する場合、1㎝の差は5000㎝…50mになりますね。

50mはだいたい1反ですので、これが2㎝になると100m、2反の誤差となります。

(と言うのは例え話で、1反50M巻きで何枚とれるか、で計算しま~す。)

 

と言うことで、基本型入れには気を遣い、

1枚作る時にも常にギリギリで裁断するのが習性となりました。

 

 

 

ダーツのしるし付けです、

基本的に切りこみ(ノッチ)と目打ちでしるしを付けます。

ダーツの目打ちの場所は、縫い終わりから5㎜内側に打ちます。

(ポケットなどもこの方法でしるしします)

 

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                  (ヨレヨレの字でスミマセン…)

 

 

裏地を裁断しました。

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芯の裁断はパターンではなく、裁断済みのパーツをそのまま使います。

そのままアイロンがかけれるよう、のり面と合わせます。

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裁断しました。

このままアイロンをかけます。

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これで裁断が終了しました!

 

次回は縫っていきま~す。

 

ナニイロのダブルガーゼ

優しい気持ちにさせてくれる、「ナニイロ」の生地。

一般的にはダブルガーゼが多いですね。

ガーゼ素材も種類があるようです。(起毛とか)

リネンもありますが、けっこうなお値段がします。(1M¥2800だっけな?)

今回は好きな色パープルがかったブルーの水彩画柄で

ノースリーブのプルオーバーを作りました。

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後ろ姿はクロスさせて動きがでるようにしました。

 

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縫いっぱなしでろくにプレスしなかったせいか、シワシワでスミマセン(^_^;)

 

これはブラザー「OLIVIA500」で縫いました。

 

ナニイロはとても素敵なんですが、ガーゼ素材がほとんどなので、

格式的に考えると、きちんとした場所に出ることが難しい。

着物で言うと浴衣クラスの素材と言えるでしょうか。(それ以下かも

浴衣素材でどんなに格式の高い友禅系の模様を染めても

浴衣は浴衣ということになり、お出かけに着ることもはばかれます。

 

お値段も1Mあたり¥1400以上と、生地の中では買いやすい方では

ありません。

リバティが1M¥3000でもけっこう人気があるのは、

プリント柄もさることながら、綿ローン素材と言う凡庸性の高い素材を

採用しているからだと思います。

ナニイロは「あら、ステキ!」と思っても

(ガーゼはな~、……おうち用じゃもったいないしな~、安くないしな~)

ということで、気に入ってもなかなか購入には至りません。

残念なことです。

 

昔、下着用だったジャージ素材をアウターに仕立てて、

市民権を得させたのはシャネルでしたが。

時代の変化はWガーゼの地位を上げるのでしょうか。

 

私がWガーゼ素材服を初めて見たのは、

三宅一生のシャツとスカートのセットアップでしたが、

このWガーゼは無地で表側が比較的目の詰まった織目、裏面がガーゼで、

すこしぼこぼこした表面変化が、よい風合いになっていて、

当時の印象としては「新しい生地」でした。

もう、うん十年も前の話です。

 

ガーゼ素材も、何重にもなったり、きっと糸や織りにも研究が

なされてきたのでしょう。

衣料品以下の扱いだったガーゼが(せいぜい寝間着?)

今般ではベビーにはなくてはならい素材となり、

ナニイロのようにステキなプリントで、私の心をくすぐります。

実際、パジャマにすると着心地が一番でもあります。

 

でも!ガーゼでお出かけするのはイヤなんです!

 

ナニイロさま。

も少し、外に着ていけるような素材で、あのステキなプリントを

やってくださいませ。お願いいたします。

 

 

ユザワヤで購入  1M¥1400+税 1.0m使用 

家庭用ミシンと職業用ミシンどちらが良い?

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洋裁にお勧め、ブラザー「ヌーベル」

 

 

ミシンを購入するとき、初心者の方はとりあえす

家庭用ミシンをお勧めします。

と言っても1万円から30万円以上と幅がありすぎて

自分に合ったミシンを選ぶのは大変ですね。

何を買うにも予算があってこそ、なので

その予算の範囲でなるべく良いものを選びたいものです。

 

 

ミシン歴はそこそこあるものの、

家庭用1台、職業用1台しか経験がない状態で

某大手手芸店でミシン担当となり、そこからいろいろ学びました。

私はミシンに恵まれたのか、いずれも30年くらい使うことが出来、

故障もほとんどなく、ミシンに悩まされたことがありません。

技術は日進月歩ですので、家庭用ミシンと言っても

職業用に近い機種もでているようです。

職業用と言っても、カテゴリーは家庭用に分類されますので

そんなに特殊なものではありません。

恐い…と言われる方がいらっしゃるけど、ヌーベルなんて

すごくゆっくりも縫えます。

 

メーカーによっても、(もちろんどれを選んでも一定の水準があることは

言うまでもありませんが)やはり使用してみると単に感覚だけかも

知れませんが違いはあります。

 

私的には使いやすいメーカーはブラザーです。

JUKIも好きですが、なんて言うか…

「ザ・機械!」「文句あっか?」的な

ところは好きなのですが、扱いやすさはブラザーが優しいかな~

機械的にはJUKI、扱いやすさはブラザー、ですかね。

 

最近ブラザーのヌーベルを中古で購入しました。

30年来の相棒のブラザー職業用の薄物縫製での「つれ」にちょっと悩んでいたのです。押さえ圧や糸や針を適切にしても、つれやすい生地はつれてしまうのです。

が、ヌーベルのおかげで解消いたしました!

縫いやすくて、最近はほとんどこれを使って縫ってます。

 

シュプールも10年物の新古をいただいて、油をさしたりいろいろ

調整して無事使っています。

こちらは力強い縫い心地が頼もしいですね。

バッグなどの袋物は案外縫い代が重なる部分も多く、家庭用ミシンが悲鳴をあげる

箇所があったりします。

バッグを縫うならコレ!ですね。

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職業用ミシンは軽く20年以上は使えて、縫い目がきれいなのが良いです。

ある程度の経験者には職業用をお勧めします。

理想は職業用ミシン、ロックミシン、釦ホール用の家庭用ミシンの

3台持ちです。

 

 

 

家庭用では、ブラザーの「OLIVIA500」を持っています。(シンガーもあります…)

使いやすいミシンで、釦ホールなどで使いたいと思ってます。

本当はもっと模様縫いがあるミシンがよかったのですが…。

 

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家庭用で興味があるのは、JUKIのエクシード600ですかね。

模様縫いが、たしか200種類以上あったような…。80だっけな?

初心者の方はこのエクシードシリーズのどれかを予算に合わせて

選ばれてはいかがでしょうか?

スペックを見た限りでは、本体の機械はほぼ同じ感じで、

機能の差で値段が違うように見えます。

家庭用には高機種にしか付いていない、押さえ圧調節が付いているのが魅力です。

 

本当はししゅうミシンが欲しいのですが、ちゃんとやろうと思うと

附属を揃えるのが大変そうなので、いずれは…ということで。

 

 

本日の答え、お勧めは

洋裁をやっていて家庭用ミシンを持っている方→ブラザーヌーベル

バッグなど小物作成したい→JUKIシュプール

初心者や家庭用がよい方→JUKIエクシード400以上の機種(100でも良いよ)

            ブラザーの8Kgぐらいの重量のあるタイプ

 

こんな感じでしょうか…。

 

ミシンの話を始めるとキリがないので今日はこの辺で…。